大講堂時計台改修
clock tower renovation, yasuda auditorium, UT
2001 東京都文京区
安田講堂の時計台内部とサッシュを改修し、合わせて正面玄関ポーチにあった照明器具を復元した。工学部2号館旧館と同時代のスチールサッシュは大正末に製作されたもので傷みが激しく、コールテン鋼のアングルで作り直した。旧サッシュが持っていたガラス割りのリズムに合わせつつ、細かすぎる割りは簡潔にまとめ、最上部には換気用のスリットを仕込んでいる。玄関ポーチの照明は保存されている図に従って忠実に再現された。同様の照明器具の復元は総合図書館の一連のエントランスポーチでも行ったが、いずれも前世紀の戦争中に金属供出で失われたものである。