知のプロムナード 知のプロムナード 知のプロムナード 知のプロムナード

知のプロムナード
promenade of wisdom, UT

2007 東京都文京区

 東京大学創立130周年を機に、キャンパスを訪れる人たちがくつろぎ散策しながら大学の歴史や研究遺産を眼にすることのできるような場を作ることになった。安田講堂や総合図書館、医学部本館、工学部1号館などの前庭広場のほか、それらを結ぶ緑道がキャンパスの基幹的な屋外空間として選ばれ整備された。工学部の広場は、中心に大学創設以来の大銀杏が育ち、その両側には建築学のジョサイア・コンドル像と機械工学のチャールズ・ウェスト像が立つ。構内でも際立った歴史的環境であったが、改修前は灌木が生い茂り、人が容易に入れないような状態だった。計画では広場全体を人々の居場所とすべく灌木を選別し芝生の広場として再生した。大銀杏や彫像群のほか、戦前までの構内整備で設置された丸石縁石や大判石、加賀藩邸時代の「蛇塚(おばけ灯籠)」などをそのまま残したほか、ガラスケースに収めた大学の研究遺物や学内コンペで選ばれた「チェス・ベンチ」(大野友資)を置いている。

構内屋外整備
整備面積:約8,000㎡


改修前

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