武田先端知ビル 武田先端知ビル 武田先端知ビル 武田先端知ビル 武田先端知ビル 武田先端知ビル 武田先端知ビル 武田先端知ビル 武田先端知ビル

武田先端知ビル
Takeda Frontier Science Hall, UT

2003 東京都文京区

 この建物は大学がアドバンテストの創業者武田郁夫氏の御寄付を受け,先端的工学の研究・教育,社会連携のための拠点として建設された.大学では分野を越え国境を越えたインタラクションが重要であり、高度なフレキシビリティを持つラボと国際会議も可能なホールが構想された。  建物はメインとサブの二つの構造フレームからなる。メインフレームの各階にはラボが集積され,サブフレームには地下から最上階まで連続する垂直広場、「イタンタラクションボイド」が立ち上がる。「ボイド」にはキッチンラウンジやロビーが浮かべられ、様々な分野の研究者たちが行き交い、国際会議ホールと屋内外にまたがるホワイエが置かれた最上階には内外研究者の集いの場が広がる。建物全体に仕込まれたこうしたオープンスペースには,キャンパス全体にオープンスペースのネットワークが成長するような期待も込めた。  350人収容の国際会議ホールは本郷キャンパスを臨む巨大なガラススクリーンから自然光が差し込む。オープンラボも,地下のクリーンルームも「インタラクションボイド」と同様、すべてガラス張りで、内部の活動を積極的に見せるショーウインドウのようなもの。都市の広場や橋詰めで始まった大学の原初の姿を考えると,それも原点への回帰に過ぎない。

研究・会議施設
延床面積:6537㎡
構造・規模:SRC造一部S造地上6階地下3階